金田一少年の事件簿

嬉しいことなのか寂しいことなのか、とにかく2015年冬アニメは見るものが少なかったおかげでなんとか見放題期間中に見ることが出来ました、「金田一少年の事件簿」!

見放題終了15分前に見終わるというスリリングっぷり!

 

本放送時見たい気持ちはあったものの、雰囲気がとにかく恐ろしく、食事中に見るものでもないという理由から我が家では見ていなかったんですよ。

大人になって見たらやっぱりどことなく恐ろしい話も有り、深夜に視聴するのは控えていたのは内緒の話です。

 

 

なんといってもやはり演出と美術が良いですよね!

出てくる建物はホテルだろうがペンションだろうがはたまた薬局だろうが蛍光色の壁紙に影が落とされそれだけで不気味な雰囲気を作り上げています。

途中からデジタルが導入されていますが、わざと筆跡を残すような塗りにしたりと不安な気持ちをかき立てるには充分な背景美術です。

またほとんどの殺人が見立て殺人など残酷な殺され方をしていますが、直接描写されることは少なく、シルエットや情景描写を使いながら描いています。

特に初期(1997年)に放送されたものほど丁寧に作ってありますね。

近頃では派手さや物珍しい演出が良いものとされる傾向が強いですが、メタファーに頼り切らず一つ一つのシーンから読み取るような演出もやはり良いものです。

ただ後半は息切れしてきたのか使い回しや動いていないのが気になるシーンなどが増えていますね…。

68話「剣持警部の秘密」に至っては音楽入れ忘れた?と思わずつっこみたくなるくらいです。

あとはOPが段々手抜きに…ゴホゴホ

 

気になった点を続ければまとめて見たのは少し失敗したかもしれません。

似たようなトリックが続いたり、似たような動機が続いたり、お前この冬何回スキー行くんだよ!?と思ったり。

また最終話よりも高遠との推理合戦が繰り広げられる露西亜人形館殺人事件の方がインパクトが大きかったり、とにかくシリーズ構成的には1事件見たらしばらく平和な生活を送ってまた1事件、というのが素敵な殺人サイクルだと思います。

 

今見るとキャラデザの古くささが気になるかもしれませんが、Rを見たあとだとやっぱりこのまるっこいデザインが金田一の良さだよな〜とも思います。

このキャラデザが変なリアリティーを与えているんですよね。

トリック自体は粗があったりパクり騒動があったりと問題もちらほらあるんですが、雰囲気、犯人の独白、たまに挟まれるギャグ多めの回など全て含め他の推理ものより一つ抜き出た存在だと思うのは単に思い出補正だけではないでしょう。

スタッフに愛されしフミちゃんも可愛いですしね!

広告を非表示にする